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RENOVATION REPORT

リノベーションレポート

Tさまの家

キッチンと和室をLDKにリフォーム

キッチン


 

scene 01

開口が多く壁面の少なかったダイニングキッチン

既存キッチン

before

 Tさまのお宅に最初にお邪魔してご相談を受けたのがキッチンの入れ替えと台所の天井、壁のクロス(壁紙)の貼替、床の張替えという内容でした。既存のキッチンセットは幅が1,700mmと間口の狭いタイプが四畳半の元々のキッチンに増築された出窓のような部分に取付られていた。
 
 ご依頼の様に単に同じタイプの物を入れ替えるご提案も含め、既存のように北側にキッチンを配置したプラン、西側プラン、東側にキッチンを配置し和室と対面にするプランをご提案し、このプランが採用されました。
 

 

scene 02

既存開口部分を利用し旧和室を絡めたLDKに

 
新設システムキッチン

affter


 四畳半に増築されて実質4.9帖ほどだったダイニングキッチン。既存のガラスの引き戸だった開口をうまく利用し、対面キッチンのカウンー開口部分に ※1今回は構造体本体に影響を出さずに廊下に新たにドアを設置 ※2することでキッチンとしての動線の確保と冷暖房の効率に対処しました。リフォーム後のキッチンスペースは外部に増築することなく6.4帖となりました。
 

scene 03

ギャラリー

正面奥にはサイドハイカウンターの収納

対面式のオープンキッチンにすることでLDKへと変貌

高所に多く設置されていた吊り戸棚を低いカップボードに、今までミニキッチンが収まっていたスペースをサイドハイカウンターの収納で有効活用

before affter


LIVING DINING

和室から和テイストな洋室へリフォーム
 
 

左側の開口部は改修前は戸襖でカウンター部はガラス建具

 
scene 01 ※1

既存建具の開口部を利用して対面キッチンのカウンターに

Tさまのお宅にお邪魔した際に南側にキッチンを向けて既存の日本間の居間と繋げてしまうご提案も検討しましたが、現在食事をされている場所などをお伺いしこちらの旧和室との連続性を持たせる運びとなりました。
元々の開口部が利用出来たのも幸い!テレビ番組の様に構造体の柱や壁を抜く事も可能は可能ですが、廃棄物の処理代や補強に要する費用を考えれば不必要な部分は壊さない方がコストを抑えることが出来ます。

畳を床に張替え

元の柱や鴨居は残して和テイストな洋室に

 

LDKの区画

長い廊下をドアで区画

before affter

scene 01 ※2

建具計画を見直し新たに区画

今回のリフォームはコストのバランスを考え壁を壊す部分を少なく計画することにしました。元は長かった通路としてしか使われていなかった廊下部分を部屋の一部と考えスペースを確保。当然他の部屋と行き来は従来通りで冷暖房効率を考え新たに建具と上部は透明なアクリル板で区画し直し、照明器具の配置を変えることでアジロ天井の雰囲気を強調しました。

before affter

scene 02

リフォーム工事の境界

一部のリフォーム工事の場合いかに元の部屋との境に違和感を出さないか、そこも気を使う部分ではあります。今回はドアを設置出来る壁が既存の和室側に無かったので建具の開口を半分だけ壁にして既存の和室側からの見た目も違和感なく納めることができました。
また、既存部分の木部や既存部分の木部もオイルステインで塗装して違和感の無いように仕上げました。

玄関から廊下の入口に建具を新設

LDKの区画の見直し

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